ユニットバスの失敗しない選び方

ユニットバスの失敗しない選び方!メーカーを徹底比較

最終更新:2024年10月23日

たてのリフォーム

執筆者

たてのリフォーム 代表

舘野 久璃洲

新卒から不動産業界で活躍し、現在は賃貸とリフォームを軸にたてのリフォームの代表として活動。年間220件の施工実績の経験をもとにお客様に最適なプランを提案。『品質至上主義』をモットーに大田区を中心としてリフォーム事業に邁進中。

たてのリフォーム

監修

たてのリフォーム 工事統括者

藤澤 典隆

全リフォームの職人手配から当日の段取りまで担当。リフォーム業界歴30年超えの経験をもとに、リスク回避と高品質な施工に定評があります。

ユニットバスとは

ユニットバスとは『ユニットバス工法』で造られた浴室のことで、壁・天井・床・浴槽が一体化している浴室です。『システムバス』とも呼ばれ、掃除がしやすい、防水性の高い、断熱性に優れているという特徴があります。

対して、『在来工法(タイル工法)』は昔ながらの作り方の浴室で、全てのパーツが別々で施工されています。築30年以上の物件の浴室は、在来工法がほとんどです。

ユニットバスの種類

「ユニットバスってトイレと浴槽が一緒になってるやつじゃないの?」という疑問を持つ方がいるので、ユニットバスの種類について補足しておきます。

ユニットバスには3種類あり、トイレと浴槽が一緒になっているタイプは『3点ユニットバス』といいます。

種類 詳細
1点ユニットバス 浴槽+洗い場
2点ユニットバス 浴槽+洗い場+洗面台
3点ユニットバス 浴槽+洗い場+洗面台+トイレ

ユニットバスにリフォームできる条件

まず、現在ユニットバスを使用している方はリフォーム可能です。

その上で、現在ユニットバスでない方が確認すべきは搬入時の扉の広さです。具体的には、間口が65cm以上、床下の曲がり角は75cm以上必要です。

ユニットバスは、壁・天井・床・浴槽のパーツを分解した状態で搬入するため、パーツの搬入するための広さが重要となります。メーカーによって異なるので、事前にリフォーム業者に必ず確認してもらいましょう。

ユニットバスのサイズの選び方

ユニットバスのサイズ選びは、戸建てかマンションによってことなります。

一般的に、戸建ての場合は『1616サイズ(160cm×160cm)』の正方形タイプ、マンションの場合は『1216サイズ(120cm×160cm)』の長方形タイプが多いです。

お得情報

実は、現在のユニットバスのサイズが『1216サイズ』でも、調べてみると『1316サイズ(120cm×160cm)』にすることが可能な場合もあります。

せっかくなので、現地調査の際に、ダメもとでリフォーム業者に確認してみましょう。

ユニットバスメーカーの選び方

ユニットバスは、他の商品ラインナップと比較して、各メーカーごとに2種類ずつ程度しかないため、比較検討が容易です。

今回は人気が高いユニットバスメーカー5社に絞り、各社のユニットバスの特徴をまとめます。

メーカー①TOTO(トートー)

水回りといえばTOTOと呼ばれるほど、水回り設備にはとても強いのが特徴です。

TOTOのユニットバスで、特に人気が高いのが『サザナ』という商品で、『ほっカラリ床』や『床ワイパー洗浄』といった、他社にはない利便性の高い機能を兼ね備えています。

浴槽 お掃除楽々人大浴槽 汚れがつきづらく、広々設計で清掃が簡単な浴槽。
ほっカラリ床 断熱効果の高い柔らかく乾きやすい床。
その他 床ワイパー洗浄 自動で水流を噴射し、床を効率的に洗浄・乾燥。

『シンラ』というラインナップもありますが、高価格帯のユニットバスになり、最低でも200万円、オプションをつけると300万円を超えたりします。

シックなデザイン性に優れている『シンラ』ですが、機能面では『サザナ』で十分なのであまりおすすめはしません。

メーカー②LIXIL(リクシル)

全ての商品が10点満点中9点の好成績の多彩な商品ラインナップを取り揃えるのが特徴です。

リクシルのユニットバスといえば『リデア』で、浴室の使い方に合わせた3タイプから選ぶことができます。

浴槽 パールクォーツ 透明感のある素材で、肌に触れた感触も人気が高い。
排水溝 パッとくるりんっポイ 新しい排水システムで掃除がとても楽。

メーカー③タカラスタンダード

タカラスタンダードは、なんといっても『ホーロー』が特徴的です。

ホーローとは、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けた素材で、非常に頑丈かつ傷や摩耗にとても強いのが特徴的です。

タカラスタンダードのユニットバスは『グランスパ』が有名であり、もちろんホーローが使用されています。

ホーローパネル 光沢があり汚れが落ちやすい。
磁石を付けることが可能。
浴槽 人造大理石 汚れが落ちやすい。
素肌に当たる感触の評判が良い。
キープクリーンフロア 磁気のタイルであり、保温効果があり滑りづらいの。

『グランスパ』は、価格帯もリーズナブルなことから、手軽にできるユニットバスとして人気が高いです。

メーカー④パナソニック

デザイン性とスマートホーム、IoT関連に強いパナソニックですが、なんといっても『すごピカ素材(有機ガラス素材)』はとても機能性に優れています。有機ガラスは、戦闘機のコックピットのガラスや、水族館のガラスに使用されており、丈夫かつ汚れがつきにくいのが特徴です。

パナソニックのユニットバスといえば、2022年8月に販売された『BEVAS』が有名で、有機ガラス素材がユニットバス全体に使用されていることはもちろんのこと、エプロン(浴槽の側面)が選べるなど、デザイン性にも力を入れています。

全体 すごピカ素材 光沢があり汚れが落ちやすい。
磁石を付けることが可能。

たてのリフォームおすすめのユニットバスは『TOTO サザナ』

たてのリフォームでは、ユニットバスのリフォームで真っ先におすすめしているのがTOTOの『サザナ』です。

実際に、他のどのランキングサイトでも1位になってるので、間違いありません。

大きな特徴は『ほっカラリ床』と『床ワイパー洗浄』です。

特徴①ほっカラリ床

「畳のような、柔らかさ。」とうたうだけあり、暖かくて柔らかいのが特徴です。

機能として床の表面に『FRP(繊維強化プラスチック)』という素材を用いることでフィットして滑りづらく、内側のクッション層には『発泡ウレタン層』を使用した『W断熱構造』とすることで、断熱性保持・衝撃吸収・防音効果を実現しています。

また、表面には『親水層』の特殊加工が施されており、皮脂などの汚れが簡単に落ちる作りとなっております。

表面が、『パターン調』の模様となっており、水の表面張力を壊して流れやすくなり、翌朝には自然乾燥されています。

以下、『ほっカラリ床』の特徴をまとめた表になります。

特徴 詳細
やわらかい 床の内側にクッション層があり畳のようなやわらかさを作り出します。ひざをついても痛くないため快適にお使いいただけます 。
お掃除ラクラク 床表⾯に特殊処理が施されており、親⽔効果で汚れと床の間に⽔が⼊り込み汚れ落ちがスムーズです。ブラシでのお掃除がラクラクです。
ヒヤっとしない 2つの断熱層で⾜裏からの冷気をシャットアウトします。室温とほぼ同じ温度を実現するため1歩⽬からヒヤッとしません。
翌朝カラリ タテヨコに規則正しく刻まれたからりパターンで、表⾯の⽔を誘導します。翌朝にはカラリと乾きます。
すべりにくい 床の表⾯シートが⾜裏にしっかりフィットして、すべりにくいです。

特徴②床ワイパー洗浄

また、TOTO独自の特徴としては『床ワイパー洗浄』という機能があり、ボタン1つで床全体をきれいにできる機能がついており、掃除いらずでとてもおすすめです。

  1. 髪・皮脂汚れを洗い流し
  2. 除菌してカビ・ピンク汚れも防げる

TOTO さざなの利用者の実際の声

まとめ

ユニットバスは実は種類が多くないため、こだわりがある方はショールームに行って足を運ぶことをおすすめします。

比較検討する際、『TOTO サザナ』『LIXL リデア』『タカラスタンダード グランスパ』の3商品は必ず確認しましょう。

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