大田区リフォーム助成金2026年最新|申請方法と注意点
最終更新:2026年04月29日
大田区では、住宅リフォームに使える助成事業が複数用意されています。住宅リフォーム助成事業では令和8年度から事前申込(仮申請)の受付期間が明示されており、国の住宅省エネ2026キャンペーンや東京都の省エネ改修促進事業とあわせて計画すると費用を抑えられる場合があります。制度ごとに申込順序や併用制限が異なるため、早めの情報収集と窓口確認が欠かせません。
監修
たてのリフォーム 代表
舘野 久璃洲
新卒から不動産業界で活躍し、大手不動産会社で勤務し、現在はたてのリフォームの代表として活動。400件以上の施工実績の経験をもとに、『品質至上主義』をモットーに大田区・世田谷区を中心としてお客様に最適なプランを提案。
代表紹介を見る ›大田区のリフォーム助成事業・補助金の概要
大田区は「住宅リフォーム助成事業」を設け、区民が区内の中小事業者を通じて行う住宅リフォームの費用の一部を助成しています。2026年度パンフレットでは、A区分として住まいの質の向上・脱炭素社会への対応・防災対策・循環型社会への対応、B区分として多様な生活様式への対応工事(テレワーク・子育て環境など)が整理され、耐震化工事やアスベスト除去工事も位置づけられています。
助成事業の基本スペック(令和8年度・2026年4月時点。詳細は公式パンフレットで要確認)
- 助成率・上限(原則)
助成対象額の10%、1件あたり上限20万円 - B工事で区の他助成・保険給付と併用する場合
助成対象額の5%、上限10万円 - 耐震化工事のみ本助成で申請する場合(概要)
上限20万円。耐震化工事費が200万円を超える場合は上限30万円。耐震化助成事業と併せる場合は上限10万円または20万円(詳細は要綱で確認) - 対象住宅・申請者
原則は2026年1月1日時点から本申請日まで大田区内に居住する区民の自己所有・現住の個人住宅。住まいの質向上工事に限り賃借人も対象となり得ます(子育て世帯には転入前提の緩和あり) - 施工業者要件
大田区内に本店を置く中小事業者等との単独契約が原則 - 申請回数
A区分・B区分それぞれ各1回まで(過去受給者は原則対象外)
助成額・補助率・対象工事の範囲は年度ごとに見直されます。上記は公開情報に基づく目安であり、必ず大田区公式サイト「住宅リフォーム助成事業」で最新の内容をご確認ください。
助成対象工事と申請要件
助成を受けるには、建物・申請者・施工業者のすべての要件を満たす必要があります。どれか一つでも外れると対象外となるため、申請前に三つまとめて確認しましょう。
建物の要件
- 所在地
大田区内にある住宅であること - 用途
自己居住用の個人住宅が基本。住まいの質向上工事に限り賃借人も対象となり得ます。賃貸用アパートの改修、新築・建替え・全面改築・増築などは対象外です - 建物状態
税の滞納がないことなど、要綱に定める要件を満たすこと
申請者の要件
- 区内居住
原則として2026年1月1日時点から本申請日まで大田区内に居住していること(子育て世帯には転入前提の特例あり) - 所有・居住
自己所有かつ現住の個人住宅が原則。賃借人が対象となり得るのは住まいの質向上工事に限ります - 税の納付状況
区税等を滞納していないこと - 受給歴
過去に本助成を受給した場合は原則対象外。A区分・B区分はそれぞれ各1回まで
施工業者の要件
施工は、大田区内に本店を置く中小事業者等を通じて行うことが原則で、単独契約が求められます。区外業者のみの契約や要件を満たさない業者では助成対象外となるため、見積・契約前にパンフレット・窓口で必ず確認してください。
業者選定・併用での注意点
区内本店の中小事業者か、単独契約で要件を満たすかを事前に確認しましょう。区の他の助成制度や保険給付と併せてB工事を申請する場合は助成率5%・上限10万円となります。国・都の補助と併用する際は、助成額以上の自己負担が残ることなど各制度の条件を満たす必要があります。
助成対象外となる工事の具体例
助成対象になると思い込みやすいのに、実際は対象外という工事があります。申請前に以下をご確認ください。
- 外構・造園工事:門扉・フェンス・駐車場の舗装・植栽など、建物の外部構造物は原則対象外です
- 家電・家具の購入:エアコン・食洗機・照明器具などの家電、収納家具などは工事費に含まれないため対象外です
- 維持管理・修繕のみの工事:クロスの張り替えだけ・外壁の塗り替えだけなど、性能向上を伴わない単純修繕は対象外になる場合があります
- 新築・建替え・全面改築・増築:既存住宅のリフォーム範囲を超える工事は対象外です
- 建物付属の外構:塀・車庫など建物本体以外の付属外工事は対象外となる場合があります
- 店舗・事務所部分の工事:住宅の一部を店舗や事務所として使用している場合、その部分の改修は対象外です
対象外工事かどうか判断に迷う場合は、見積書を持参して住宅・空家相談窓口へ相談することをお勧めします。事前申込前に要件を確認し、着工時期と申請スケジュールをずらさないことが重要です。
申請手続きの流れ・受付期間・窓口情報
令和8年度(2026年度)の大田区住宅リフォーム助成事業では、工事着手前の事前申込(仮申請)が必須です。その後、本申請・審査を経て決定後、概ね3週間で助成金が振り込まれる流れです。パンフレットでは原則窓口申請とされています。
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制度・要件の確認大田区公式サイトのパンフレット・要綱で、A/B区分、対象工事、併用時の助成率、区内中小事業者要件を確認します。
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区内中小事業者の選定と見積取得要件を満たす施工業者を選び、単独契約のうえ見積書を取得します。
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事前申込(仮申請)書類の準備・提出(着工前)所定様式等を揃え、工事着手前に住宅・空家相談窓口へ事前申込を行います。受付期間は2026年4月1日から2027年1月29日まで(令和8年度パンフレット記載)。
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本申請本申請の期限は2027年3月19日午後5時まで(同)。必要書類は窓口・ダウンロードページで確認してください。
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審査・決定区が審査し、必要に応じ現地調査を行う場合があります。決定後、原則として概ね3週間で指定口座へ振込です。
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工事の実施要綱に沿ったスケジュールで工事を実施し、写真等の証跡を保管します。
受付期間と窓口情報
- 事前申込(仮申請)受付期間
2026年4月1日〜2027年1月29日(令和8年度パンフレット記載。変更の場合は公式で要確認) - 本申請期限
2027年3月19日午後5時まで(同上) - 担当窓口
住宅・空家相談窓口(建築調整課 住宅政策担当内) - 問い合わせ先
03-5744-1343(住宅・空家相談窓口) - 受付時間
平日8時30分〜17時(祝日・年末年始を除く)
申請方法は原則窓口申請です。最新の様式・期日は大田区公式サイト「住宅リフォーム助成事業」でご確認ください。
申請に必要な書類と注意事項
書類の不備は審査遅延や不受理につながります。以下のリストで事前にチェックしておきましょう。
- 事前申込・本申請に必要な申請書(区所定の様式・ダウンロードページで確認)
- 住民票の写し等、居住要件を証明する書類(発行要件は要綱で確認)
- 工事見積書(工事箇所・数量・単価が明記されたもの)
- 工事箇所の現況写真(施工前の状態がわかるもの)
- 建物の登記事項証明書または固定資産税納税証明書など、要綱で求められるもの
- 区税の滞納がないことを証明する書類(納税証明書等)
- 施工業者が区内本店の中小事業者等の要件を満たすことを確認できる書類(要綱・窓口の指示に従う)
事前申込(仮申請)は着工前が必須です
大田区の要綱では工事着手前の事前申込が求められます。手続の進め方・着工のタイミングは要綱・窓口の指示に従い、書類不備やスケジュールの誤りで助成を受けられなくならないよう、契約・着工前に必ず窓口で確認してください。
国・東京都の補助制度との併用活用術
大田区の住宅リフォーム助成事業は、国の「住宅省エネ2026キャンペーン」や東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」と組み合わせて検討できる場合があります。一方で、都・公社の同種助成の重複受給は不可など、制度ごとに併用制限があります。助成額以上の自己負担が残ることなど大田区側の条件も満たす必要があるため、着手前に各公式情報で確認してください。
併用検討時に押さえる主な制度
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①国の住宅省エネ2026キャンペーン(リフォーム関連)
国土交通省・経済産業省・環境省等が連携する令和8年度の省エネ支援の総称です。リフォーム分野では、みらいエコ住宅2026(リフォーム)、先進的窓リノベ2026、給湯省エネ2026、賃貸集合給湯省エネ2026などが位置づけられています。申請は登録事業者が住宅省エネポータル等で行う方式が基本で、発注者の直接申請はできません。また長期優良住宅化リフォーム推進事業は令和8年度は実施しないと公式に明記されているため、過去年度の制度名だけで候補に入れないよう注意が必要です。
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②東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業
東京都環境公社が運営する制度で、都内の住宅を所有する個人・法人・管理組合等が対象です。高断熱窓・ドア、断熱材、高断熱浴槽、リフォーム瑕疵保険などが対象で、窓・ドアは性能に応じた定額制のうえ1住戸あたり上限200万円(国のキャンペーンで「断熱等+防犯窓」登録製品の場合は上限300万円)など令和8年度の条件が定められています。令和8年度は事前申込が2026年5月末頃開始予定、交付申請兼実績報告が6月末頃開始予定で、契約・施工は事前申込受付後であることが条件です。都および公社の他の同種助成金との重複受給は不可です。問い合わせは創エネ支援チーム(電話:03-6633-3822)。
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③大田区の木造住宅の耐震改修等助成(耐震化助成)
木造住宅の耐震診断・改修・除却等を支援する区の制度です。住宅リフォーム助成事業とは別枠のため、要綱に従い併用可否・上限(耐震のみ申請の場合20万円、工事費200万円超で30万円、耐震化助成と併せる場合10万円または20万円など)を確認してください。防災まちづくり課(耐震改修担当)への事前相談が前提です。主な手続の締切は例年12月上旬頃とされる項目があり、公式で最新を確認してください。
参考:クール・ネット東京「既存住宅における省エネ改修促進事業」(東京都地球温暖化防止活動推進センター)
参考:大田区「木造住宅の耐震診断・改修・除却の費用を助成します」(防災まちづくり課)
三重活用シミュレーション例
モデルケース:断熱窓への交換工事(工事費150万円・要件をすべて満たす場合のイメージ)
- 大田区住宅リフォーム助成:助成対象額の10%で15万円(上限20万円)。区の他助成等とB工事を併用する場合は5%・上限10万円の枠になることがあります
- 国・先進的窓リノベ2026等:窓・ドアの性能とサイズに応じた定額制(住宅は1戸あたり上限100万円など。登録事業者経由)
- 東京都既存住宅省エネ改修:性能に応じた定額のうえ1住戸あたり上限200万円(登録製品条件で上限300万円の場合あり)など令和8年度条件を確認
実際に併用できるか、申込順序(都は事前申込受付後の契約が条件など)、重複受給の禁止事項は制度ごとに異なります。大田区では併用時に助成額以上の自己負担が残ることが条件となる場合があるため、着手前に各区・都・国の窓口で個別確認してください。
補助額・受付開始日は年度途中で更新されることがあります。必ず各公式サイトで最新の条件を確認のうえ試算してください。
バリアフリー・介護リフォームとの組み合わせ
介護保険の住宅改修費は、要支援・要介護認定者向けに工事費20万円までを対象に、負担割合に応じて9割・8割・7割が支給されます。手続はケアマネジャー等への相談、見積、区への事前申請、審査、給付利用券の受領後に着工、工事後の支給申請という流れが基本です。大田区の住宅リフォーム助成とは手続・窓口が異なるため、高齢者福祉担当・介護保険の窓口と並行して相談してください。
助成金に落選・対象外だった場合の対処法と費用削減策
助成金の予算が尽きて受付終了になった場合や、要件を満たさず対象外になった場合でも、費用を抑える手段はあります。諦める前に以下の選択肢を検討してください。
次年度への持ち越しと優先工事の絞り込み
急ぎでない工事は翌年度の申請に回すのが確実な節約策の一つです。助成を受けたい工事とそうでない工事を仕分けし、今年度は自費で対応できる範囲だけ着工するという判断も有効です。
リフォームローンの活用
住宅金融支援機構のリフォームローンや各金融機関のリフォームローンを利用すると、初期費用を分散できます。金利が低いローンを選べば、助成金を逃した場合でも長期的な負担を抑えられます。
税制優遇(リフォーム促進税制・住宅ローン減税〈増改築〉)
2026年4月以降の要件で、省エネ・バリアフリー・耐震など一定の改修にはリフォーム促進税制(所得税の控除最大60万〜80万円、固定資産税の軽減1/3〜2/3相当など)や、条件を満たす場合の住宅ローン減税(増改築)が案内されています。リフォーム促進税制(所得税)と住宅ローン減税(増改築)の併用は原則できませんが、耐震改修に限り例外的に併用可とされています。適用期間・必要書類は国税庁・国土交通省の最新案内を確認し、税務署または税理士へ相談してください。
施工業者との見積交渉
複数業者から相見積もりを取ることで、同じ工事内容でも費用に差が出ることがあります。大田区内の業者に絞って複数社に見積もりを依頼し、工事内容の優先順位を業者と相談しながら費用を調整する方法も有効です。
助成対象外工事は後回しにする
外構工事・家電購入・単純な塗り替えなど助成対象外の工事は、助成が受けられる工事と切り分けて別時期に対応することも現実的な選択です。助成対象工事を優先してまとめて申請することで、補助率の恩恵を最大化できます。
大田区でリフォームを依頼する際のポイントまとめ
大田区のリフォーム助成金を確実に活用するために、申請前に確認しておくべきポイントを整理します。
- 施工業者は大田区内本店の中小事業者等との単独契約が原則か、事前にパンフレット・窓口で確認する
- 工事着手前に事前申込(仮申請)。本申請期限は2027年3月19日午後5時まで(令和8年度パンフレット記載)
- 事前申込受付は2026年4月1日〜2027年1月29日(同上)。決定後の振込は目安として概ね3週間
- B工事で区の他助成・保険給付と併用する場合は5%・上限10万円になることがあるため要綱で確認する
- 国(住宅省エネ2026)・都(事前申込5月末頃〜等)・耐震化助成の併用可否・申込順を各窓口で確認する
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業は令和8年度は国で実施しないと明記されているため候補に入れない
- 助成対象外の工事は要綱の除外例に照らして切り分けて計画する
- 落選・対象外の場合はリフォーム促進税制・住宅ローン減税・ローン・翌年度再申請を検討する
助成の内容・金額・期日は年度ごとに見直されます。本記事は2026年4月時点の公開情報に基づく概要です。申請前には必ず大田区公式サイト「住宅リフォーム助成事業」および住宅・空家相談窓口(電話:03-5744-1343)で最新情報をご確認ください。
- 大田区のリフォーム助成金はいくらもらえますか?
- 原則は助成対象額の10%、1件あたり上限20万円です。区の他の助成制度・保険給付と併せてB工事を申請する場合は5%、上限10万円となります。耐震化工事のみ本助成で申請する場合など上限が異なるパターンがあるため、最新額と算定方法は公式パンフレットまたは住宅・空家相談窓口(03-5744-1343)でご確認ください。
- 区外の施工業者でも助成を受けられますか?
- 原則は、大田区内に本店を置く中小事業者等を通じた工事が対象で、単独契約が求められます。要件を満たさない業者では助成を受けられないため、契約前にパンフレット・窓口で必ず確認してください。
- 工事を始めてから事前申込できますか?
- 大田区の要綱では工事着手前の事前申込(仮申請)が必要とされています。手続の進め方・着工のタイミングは要綱と窓口の説明に従い、誤った順序で進めないようご注意ください。
- 国や東京都の補助金と同時に申請できますか?
- 工事内容と各制度の条件次第では組み合わせを検討できます。国の住宅省エネ2026は登録事業者経由の申請が基本で、東京都の既存住宅省エネ改修は事前申込受付後の契約が条件となるなど手続が異なります。都・公社の同種助成の重複不可などの制限もあるため、大田区・国・都それぞれの窓口で併用可否を個別確認してください。
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