外構・エクステリアリフォーム費用相場 | 予算別・項目別のまとめと補助金情報を徹底解説

最終更新:2024年08月07日

外構・エクステリアのリフォームの費用相場について徹底解説。全体・項目別から費用を抑える工夫、活用できる補助金情報、さらにリフォーム会社しか知らない裏話も解説していきます。

たてのリフォーム

執筆者

たてのリフォーム 代表

舘野 久璃洲

新卒から不動産業界で活躍し、現在は賃貸とリフォームを軸にたてのリフォームの代表として活動。年間220件の施工実績の経験をもとにお客様に最適なプランを提案。『品質至上主義』をモットーに大田区を中心としてリフォーム事業に邁進中。

たてのリフォーム

監修

たてのリフォーム 工事統括者

藤澤 典隆

全リフォームの職人手配から当日の段取りまで担当。リフォーム業界歴30年超えの経験をもとに、リスク回避と高品質な施工に定評があります。

外構・エクステリアリフォームの費用相場表

実際にいくらかかったかがわかる費用相場の表を作成しました。

【リショップナビの費用相場】

リフォーム費用 割合
〜50万円 41%
51〜100万円 20%
101〜200万円 25%
201〜300万円 8%
301〜500万円 5%
501万円〜 1%

[引用] 【価格別】外構・エクステリアリフォームの費用相場を解説!安く抑える方法も紹介

【価格.comの費用相場】

リフォーム費用 割合
〜50万円 37.1%
51〜100万円 23.0%
101〜200万円 23.8%
201万円〜 21.4%

[引用] エクステリア・外構のリフォーム 費用・相場 | いくらで何ができる? – 価格.com

実際に外構・エクステリアのリフォーム費用は50万円から200万円が50%以上を占める一方で、500万円を超えるケースもありました。

では、どの項目のリフォーム費用が高いのかを項目別に見ていきます。

【項目別】外構・エクステリアリフォームまとめ

外構・エクステリア 費用
アプローチ 10〜30万円
門・堀・塀 5〜40万円
庭・ガーデニング 30〜80万円
造園 100〜500万円
車庫 20〜300万円

表からわかることとして、「造園」と「車庫」が圧倒的に費用がかかってしまいます。

中でも造園は生き物(植物)を扱うため、見た目のデザインから生き物の生態系まで考慮する必要があるため費用が高額になりがちです。

ただそれらを除き部分的な外構・エクステリアリフォームであれば50万円以内に収まることがほとんどです。

外構・エクステリアリフォームの費用を抑える3つのポイント

リフォーム費用を抑えるポイントは3つあります。

  1. リフォームと無関係な上乗せ手数料を削減する
  2. 過剰なリフォームをしない
  3. 補助金を活用する

補助金については後述しますが、1つ目と2つ目について具体例を用いて見ていきます。

ポイント①:外構・エクステリア対応の工務店・造園業に直接依頼する

多くの方が新築を依頼したハウスメーカーに外構・エクステリアのリフォームの相談をしますが、これは絶対にやめたほうが良いです。

大手ハウスメーカーは職人を抱えておらず、外構・エクステリアのリフォームができる下請けに発注します。この際にハウスメーカーは仲介手数料として約20%ほど受け取るため、その分の費用はお客様から請求されています。

外構・エクステリアのリフォームをする際は外構・エクステリアができるリフォーム業者に依頼しましょう。

ポイント②:地域の工務店・造園業に依頼する

地域外のリフォーム会社に依頼すると、ハウスメーカーの構造と同じく下請け構造になる可能性が高いです。

近年、職人不足が著しく、さらにリフォームは新築よりも技術力がいるため対応できる職人が限られます。

また需要も多いことから、職人もできる限り移動時間を減らすために地域の施工現場のみ対応することが多いです。

そのため地域外のリフォーム会社に依頼すると、結局地域のリフォーム会社に再発注する形となり、手数料分が上乗せされてしまうことがあります。

なので地域・地元の工務店や造園業に依頼することをオススメします。

ポイント③:目的を明確にしてデザイン性を抑える

外構・エクステリアリフォームの内訳は「設計・材料費・人件費」によって構成され、デザインにこだわればこだわるほどすべての項目が高くなります。

もちろんデザインにこだわりたい方はデザインが得意な工務店や造園業に依頼されても良いですが、こだわりがなく機能的価値を求めるだけであれば職人気質の工務店や造園業に依頼されることをオススメします。

外構・エクステリアリフォームで活用できる補助金・助成金制度

安全性や景観保護の観点から、市区町村別で外構・エクステリアのリフォームや改修に対して補助金を出していることがあります。

今回は多くの地域で公募されている補助金制度を4つお伝えします。

補助金①:ブロック塀

地震などにより崩壊時の安全性から、ブロック塀に対して撤去や改修工事に補助金・助成金があります。

10〜20万円程度の補助上限額が設けられていますが、ブロック塀の改修工事を検討している方はぜひ活用していただきたいです。

補助金②:介護用リフォーム・バリアフリー

国策である「地域包括支援」に則り、自宅での介護環境の充実に伴い、市区町村でも介護やバリアフリーに対して補助金・助成金が出されています。

対象は「要介護・要介護者」がいる家の改修工事であり、「手すりの取り付け」や「スロープの設置」などが対象経費として認められます。

補助金③:ウッドデッキ・木製塀

SDGsの地球温暖化の観点から始まった制度で、ウッドデッキを設置、あるいは改修時に活用できる補助金・助成金です。

特徴として補助額が大きいことで、100〜300万円近くの助成がおこなわれるので、検討している方はぜひ市区町村に問い合わせてみてください。

補助金④:雨水タンク

SDGsの水資源の観点から始まった制度で、雨水を集め庭の水やりや掃除用水として活用してほしいという思いで助成が行われています。

雨水タンクを設置している方、あるいは検討している方は少ないですが、気になる方は市区町村までお問い合わせください。

【見た目重視】外構・エクステリアリフォームの受賞会社一覧

「予算が増えても良いから見た目にこだわりたい!」という方はリフォームの賞を受賞した会社に依頼するのをオススメします。

費用はかかりますが、景観美に優れるリフォームを行ってくれます。

LIXILエクステリアコンテスト2023

47回目を迎えた歴史あるコンテストで、LIXIL商品を使用した外構・エクステリアリフォームから選定され、2023年は5,583作品から賞が決定されました。

受賞 会社名 住所
大賞 株式会社二光 福岡県宗像市稲元3丁目1-23
ニコニコ大賞 有限会社 野路工業 千葉県富里市久能753-1

[引用] LIXILエクステリアコンテスト2023 結果発表

四国化成空間デザインコンテスト 2023

四国化成のエクステリア商品を使用したリフォームの中から選定され、2023年は1,893作品の名からグランプリが決まりました。

受賞 会社名 住所
グランプリ – 一般住宅部門 株式会社 L.I.M 愛知県小牧市小木南3-25
グランプリ – パブリック部門 株式会社プランニューエフ 山形市志戸田155-2

[引用] 四国化成 空間デザインコンテスト

三協アルミ ワンダーエクステリアデザインコンテスト

全国のエクステリア商品を施工販売する方を対象として選定され、2023年は4,762点の中から賞が選定されました。

受賞 会社名 住所
デザイン大賞 有限会社和建 三重県鈴鹿市小田町986
プランニング大賞 住友林業緑化株式会社 東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル9階

外構・エクステリアリフォームの費用相場まとめ

【外構・エクステリアリフォームの費用相場まとめ】

  • 50万円以下が約40%
  • 50〜200万円が約50%
  • 「車庫」と「造園」のリフォームは費用が高額になる

【リフォーム費用を抑える3つの方法】

  1. リフォームと無関係な上乗せ手数料を削減する
  2. 過剰なリフォームをしない
  3. 補助金を活用する

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